耐熱強化ガラスで防火対策

防火ガラスの自然割れ問題

防火ガラスと言えば、昭和の時代から「網入りガラス」でした。

※網入り防火ガラスとは・・・
防火性能を持った防火ガラスで、名前の通りガラスの中に鉄製のワイヤーが入っており、
火災など熱で割れた際に全体が1時間脱落しない事が性能条件です。

1、錆割れ
網入りガラスの端末部の鉄線(ワイヤー)が錆びて体積膨張をおこしヒビがはいる状態です。
網入りガラスの端末部は、アルミサッシの中の見えないゴムの中で鉄線がむき出しになっています。
ガラス表面の結露水や外部からの雨水がサッシ内に入り、ゴムパッキン内でたまる事で鉄線端末部が著しく腐蝕をおこす事が原因です。

 

 

2,熱割れ
ガラスに太陽熱が当たり伸び縮みする際に、
ガラスと内部の鉄線の線膨張率の違いが部分的に躊躇になる事でヒビが入る現象です。
例えば、網入り窓ガラスの室内側をベットや家具で塞いでしまうなどして、 部分的に熱吸収率が上がる事で発生率が向上します。
また年間を通して最も熱割れ条件が厳しいのは冬場の朝日であることから、 網入りの熱割れ交換御依頼は冬場が最も多いです。

錆割れ、熱割れ

熱割れ、錆割れ対策には施工の善し悪しが大きく関わってきます。
基本的には、断熱・施工を良好に行い、ガラスのエッジ強度を
低下させない工夫をし、ガラスの温度をできるだけ高くしないことや、
フチの部分の始末の仕方がとても大事です。

-----施工上の対策方法は・・・

「ガラスエッジはクリーンカットであること」

「弾性シーリング材を使用すること」

「ガラスとサッシが直接触れることがないようクリアランスを十分取ること」等

 

-----具体的な熱割れ対策

ガラスのサッシへの施工方法として、ガラスビート(ゴムパッキン)施工とシーリング施工
(シリコン接着剤施工)の二種がありますが、圧倒的にガラスビート施工の方が錆割れが発生する率が高くなります。
この理由は、ガラスビートが結露水などをため込む器のようになっており、ガラス鉄線部分を常時水に漬けているのと同じだからです。
それに対し、シーリング施工の場合には、シリコン接着剤で密封してしまう事で、結露水が入らないので錆び割れは非常にしにくくなります。
しかし、シーリング施工の方が施工にかかる所要時間、材料の関係でコスト的には高くなります。

 

-----お客様で出来る熱割れ対策は・・・?

「窓際にダンボールなどを積まないこと」

「窓際にベッドなどを密着させないこと」

「分厚いカーテン、遮熱・遮光カーテンを使わない」

「カーテンを理想であれば窓ガラスから50cm以上離す」

「クーラーの室外機等を密着させないこと」

「冷暖房用のエアーをガラスに直接当てないこと」

などにより、ガラス近傍で熱がこもらないよう、
ガラス面内の温度ムラがつかないようにすることです。

窓ガラスの熱割れ対策

耐熱強化ガラスで安心安全な生活を!

耐熱強化ガラスをオススメします!

耐熱強化ガラスは、鉄線(ワイヤー)が無く防火性能を満たす
防火ガラスです。鉄線がないのでスッキリとした視界で、
熱割れもほとんどない高耐久ガラスであると言えます。
初期コストは通常の防火ガラス(網入りガラス)よりも
高価ですが、錆び割れや熱割れを起こしやすい環境の場合、
トータルコストは低くなると考えられます。
耐熱強化ガラスは、耐衝撃強度も一般的な透明ガラスの6倍、
強化ガラスの2倍以上あるため、新幹線車両にも採用される程安全性が高いと言えます。
網入りガラスの自然割れや、クリアな視界をお求めでお悩みの方は是非ご相談ください。

耐熱強化ガラスの商品例
耐熱強化ガラスの性能
パイロクリア

両脇が従来の網入り防火ガラス。中央がパイロクリア(透明)です。
「こんなにもスッキリするなんて!」と喜んで頂き、
この後両脇の2枚もオーダー頂きました。

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