内窓の防音効果と予算のバランス

予算をかければ防音効果は上がるのか？

防音効果を求めて内窓を付ける場合に、求めているのは防音という性能です。内窓製品もいろいろあって組み合わせるガラスもいろいろあるのですが、当然のこと、スペックがそれぞれ全く違います。

見た目だけでそれぞれが解釈するようなファッションみたいなものと異なり、内窓というものが作り出す性能が防音という性能を体感させてくれるので、断熱的な要素を除けば価格が効果な分、みなさまが求める防音効果というものが満足に向かっていくと考えて間違いありません。

最も高価な内窓とガラスにしておけば間違いない？

皆様が防音対策をしたいと悩んでいる音はどんな音でしょうか？車の走行音なのか大きなトレーラーから発する騒音なのか、隣の工場からの作業音なのか、または人の声なのか様々だと思います。そして皆様は自分なりの解釈でその音をどんな音か評価していると思います。

高い音だとか、これは低音の騒音だとか、やがては「これはたぶん消えにくい音だ」と決めつけているのです。どんな音であってもたくさんの周波数から出来ていて、私達が満足できる静けさとは、あるポイントを押さえればたったそれだけで全然感じ方が変わってくるのです。

防音合わせガラスを使わなければ消えない音なのではなく、そもそも窓がピタッと閉まっていない事が原因で悩んでいたりします。

内窓はピンからキリまでありますが、自分で内窓を決めつけずに最短の近道である防音のプロの私達にご相談ください。

インプラスやプラマードUをベースに検討してしまっている場合

内窓を付けると静かな環境が作れると気づいた皆様は内窓というものを調べていくと思います。そんな時にどこでもかしこでもインプラスやプラマードUのような簡単な製品ばかりが出てくる事でしょう。

それらの内窓は、まるでそれさえ付ければバッチリかのような表現がされていて、安易に満足した防音に辿り着けるというようなイメージが伝わってきます。しかし、高い満足度を目指すのであれば、溢れた情報の中に高い基準は無いと落ち着いて考えてください。

安くて簡単なものだけで防音性能が満足できるのであれば、たぶん、今のお住まいに付いている窓でも音が伝わって来ないはずです。

音を基準に商品選びをする重要性

音は周波数という波で出来ていて、静かにする為に「ここの部分を抑えればバッチリ」というポイントがあります。私達が耳と身体で感じているその騒音を「デシベル」という大雑把な認識で対策をしたとして、ポイントがズレていたのなら全く静かになったと感じないのです。

防音目的の場合、「ペアガラスはダメだ」とよく言われます。その説明は本当なのでしょうか？その認識は場合によって正解とも不正解とも言えるのです。私達の豊富な経験は皆様が望む防音対策にベストマッチした商品選びをする自信があります。

電話見積りの罠

世の中のすべてのものは需要と供給で成り立っていて、騒音を静かにする事も、内窓を付ける事もその中のひとつです。インターネットの普及で誰でも世の中の全ての業者にアクセスする事ができて、様々な情報を得られるからこそ、自分の感覚と判断する目が必要だと私達は考えます。

内窓の販売業者はお問い合わせがあった時に、まずは売れやすい物から提案してきます。また、様々な情報が欲しくて問い合わせをするお客様に対して、その内窓製品の良い部分しか伝えて来ないのです。皆様が悩んでいる騒音は、この時点では内窓の販売業者にはどのような音か伝わっていません。ですから、電話での問い合わせはお互いに都合の良い部分だけをそれぞれが解釈して、話が噛み合っていない事がほとんどなのです。

簡単な内窓も高価でハイスペックな内窓も本当にどれがお客様にとって必要なのかは、現地を見るまでわからないのです。