防犯ガラスセキュオに関するよくある質問と回答

防犯ガラスセキュオについてのQ&A

「防犯ガラスセキュオってどんなガラス？」

2枚のガラス間に特殊中間膜を挟んだ、非常に貫通しにくいガラスです。今お使いのサッシはそのままで、ガラスだけの交換が可能で、簡単に防犯窓にリフォームできます。

「セキュオの種類は？」

種類は5種類あり、目的に応じて対応できます。

	グレード	中間膜・膜厚	用途
低 ↓ ↓ 防犯性 ↓ ↓ 高	セキュオ30	特殊中間膜0.76㎜	軽度の防犯性
	セキュオ60	特殊中間膜1.52㎜	打ち破りに抵抗
	セキュオ90	特殊中間膜2.28㎜	凶悪な打ち破りにも抵抗
	セキュオSP	ポリカーボネート1.2㎜＋特殊中間膜0.5㎜	防犯性をより重視した窓に
	セキュオPV	特殊中間膜1.52㎜（超強化ガラス仕様）	大開口部などに

「玄関カギを防犯タイプに替えています。ガラスは防犯上どれくらい重要ですか？」

カギへの防犯意識は高く、多くの方々が防犯タイプに交換されています。しかし、実情ではピッキングよりもガラスを割って侵入するガラス破りの方がはるかに多く、ガラス部分は防犯上、非常に重要な場所であるという事になります。

「防犯ガラスセキュオの中間膜は何でできているのですか？」

防犯ガラスセキュオの中間膜は、二種類。ポリビニールブチラールとポリカーボネート樹脂の二種類。ポリビニールブチラールは非常に透明性が高く、自動車のフロントガラスにも使われています。一方ポリカーボネート樹脂は圧倒的な対貫通性の高があり、防犯性を重要視する箇所にお勧めです。

「お勧めグレードってありますか？」

セキュオの中でも防犯性が高いセキュオSPがお勧めです。中間膜にポリカーボネート板を使用し、ドライバーなどによる「こじ破り」、バールなどによる「打ち破り」にかなり時間がかかり、防犯を重視した場合に適しています。セキュオ30、60、90の中ではセキュオ60をお勧めしております。

「防犯ガラスセキュオへの入れ替えを考えていますが、実際にどれくらい強いのか試せますか？」

当店ではセキュオのサンプルをご用意しております。無料ですので是非お客様がご自分で割ってみて、その効果を体験してみてください。セキュオの強さに驚かれると思います。

「玄関カギを防犯タイプに替えています。ガラスは防犯上どれくらい重要ですか？」

様々なメーカーがありますが、違いは何ですか？

中間膜の材質が同じなので、基本的な性能は変わりません。ただし、中間膜がポリカーボネート樹脂で一般住宅に入れ替え対応ができるのは全メーカー中、日本板硝子のセキュオSPだけです。

防犯ガラスは防犯以外の特徴は？

防犯ガラスセキュオは、紫外線カット(99.9%)とJIS30等級(30dB遮音)の高い防音性能があります。防音性を考えた場合には防音性の高いサッシ(二重サッシなど)との組み合わせが必要となります。

防犯ガラスは絶対に割れないの？

表面はガラスですのでヒビが入りますが、一般のガラスの様に崩れ落ちる事無く保持します。強靭に接着された中間膜で穴空きに強く、防犯性・安全性を兼ねています。

保険は付いていますか？

僅かな保険料でセキュオプラスという仕様に変更できます。さらに安心感がプラスされますね。

強化ガラスの方が防犯に強いのでは？

強化ガラスとは通常のガラスを熱処理した耐衝撃性の高い安全ガラスです。しかし一点集中の衝撃には弱く故意に割ろうとした場合には決して防犯性が高い訳ではありません。入らせない防犯と考えた場合、やはり防犯ガラスの方が上です。

グレードによる防犯性の違いはどの程？

基本的に中間膜が厚い物の方が穴を開けるのに時間が掛かります。信頼性を考えると最低でも中間膜60ミル(1.52mm)以上、理想はポリカーボネート中間膜のセキュオSPです。それでも補助鍵などの複合で二十三重の対策が必要です。

防犯フィルムとの違い、有利点は？

防犯ガラスの場合中間膜がガラス間に挟まれているため半永久的に透明度が持続し、殆ど劣化しない点が有利点です。またサッシ内部にまで防犯層があるため空き巣の手口であるガラス破りに強いと言えます。一方防犯フィルムの場合既存ガラスの表面の見えている部分に後から貼り付けるため、片面接着な分強度的に劣る事と傷が着く事で貼り替えが必要になってきます。