最強の防音内窓とは
最強の防音内窓とは、あらゆる意味で防音に強いという特性を持っているはずです。これは例えると皆様が今お使いの窓を見ていただきたいのですが、きっと今お使いの窓は最強と呼ぶには乏しい窓だと思います。私たちは日常生活の中で窓以外の様々な開閉できるものを目にしますが、それは自動車のドアであったり、コンビニの冷蔵庫のドアであったり、そのような物を取り扱う時に、感覚的にどんなものが最強なのかわかっていると思います。
最強の防音内窓とは軋みが無いほどぴったり閉まって、重厚で重みのあるようなもの。という事をイメージするとわかりやすいと思います。 最強の防音内窓を検討するのであれば、その点を重視してご検討ください。
窓を防音する意味と効果
私たちはどのような環境においてもお部屋というものに囲まれています。お部屋は戸建てマンションに関わらず、その全体の家というものに囲まれています。その空間がどんな性能かは家の性能が全ての基準となっていて、窓の鍵を開ければ容易に開閉できる窓は、動く事のない壁と比べるとぴったり閉まるという観点において、とても弱い部分なのです。
今度は壁と窓を厚みという視点で比べてみましょう。建物の壁はだいたい15〜20cmくらいあるのに対して、一番薄いガラスの厚みで比較すると、どんなに厚くても2cmしかありません。この厚みの差が性能の差を物語っていて、熱の伝わりと音の伝わりとなり窓という開閉できる隙間がウィークポイントになっています。
窓を防音する意味とは住まいのウイークポイントを家という基準に引き上げる事なので、快適性にとても影響していて、どこまで行けば十分だというラインには届かないのです。
ズバリ!最強の防音内窓は何?
ズバリお答えすると、どれだけぴったり閉まるかが最大のポイントになります。どれだけしっかり閉まるのかというのは、静止している状態ではなくて音という振動エネルギーが届いた時でも、その振動にビクともしない剛性感がある窓の事です。
そのような窓はその構造にこだわった製品であり、DIYで取り付けるような内窓では当然たどり着く事ができません。
私たちが長年内窓を付けてきた中で、一つだけ飛び抜けてこの点に優れている製品があります。それは大信工業の内窓プラストです。
この製品を扱ってしまうと、それ以外の簡易的な内窓であるインプラスやプラマードUは防音という視点ではプロとアマチュアくらいの差がある事は間違いありません。
最強の防音を求めるのであれば内窓プラストしか無いと断言します。
どんな音が消せるの?
いろいろな音の防音のご相談の中で、それぞれに音の特徴というものがあります。わかりやすく言うと、消したいと思っているその音の主要な周波数がどこにあるかです。 音は強さで表現される事が多くて、弱い周波数ほど隙間が無くなれば簡単に消えてしまい、力強い周波数は隙間が無くなったとしても、その構造体ごと揺らしてしまう事によって音が伝わってしまいます。
お好きなアーティストの方の音楽をイメージしてください。一番音が力強く消えにくいのは、その音楽の背後で響くズンズンズンというような低音域です。防音内窓のレベルにもよるのですが、内窓プラストのような最強防音内窓の場合、そのズンズンズンという低音域以外を全て消せる対象になります。ここの部分はとても深くて窓部材や組み合わせるガラスによって共振点と呼ばれる弱点は残るので、防音診断にて詳しくご説明している部分です。
組み合わせるガラスによって防音効果は違うの?
建築用板硝子にはJIS(日本産業規格)にて遮音性能のグレードが規定されています。一般的にはT-1からT-4まであって騒音レベルと言って音の規模感をどれだけ小さくできるかというようなランク付けです。わかりやすく言うとスマートフォンの着信音量を段階的に下げていくような性能イメージです。
選び方は音の規模感なので防音したい音の種類によって選ぶ必要があります。また、必ずしもTの数字が大きい方が、より静かになる訳ではない時もあるので、防音という正しい知識がある人に相談をしないと「このくらいの性能でいいんじゃないか?」という事は、何の根拠もない選び方になってしまう事が本当に多いのです。
基準は建物であり重さである事、そしてどれだけ音の振動にビクともしないかという観点でガラスの選び方はとても重要といえます。
最強内窓以外は防音効果は無いですか?
最強内窓のプラスト以外は防音効果が無いかどうかは、注意深く今お住まいの家の窓を開け閉めすれば、実はリアルにわかる事なのです。
自分が注意している音を聞きながら窓を締め切った瞬間、きっとまだその音が似たように漏れていると思います。その理由はなぜかをイメージできると思いますが、思っている以上にその窓に隙間があるからです。もし最強防音内窓以外である簡易的なもの(インプラスやプラマードUなど)を付けたとしたら残念ですが、今と同じような音が伝わる状態が続く事は明白です。構造がシンプルでDIYでも取り付けれられるタイプは、特徴は簡易性なので雨風にも対応できる水密性のあるアルミサッシよりもぴったり感が弱いので、音によってはあまり効果が無いなんていう結果になるのは明白です。
最強内窓以外は弱くて距離が遠い音源の音にのみ防音効果が期待できる程度のものとお考えください。
防音対策は施工が最も重要
窓やドアというのは建て付け調整という言葉を聞いた事があると思います。建て付け調整とは戸車を上げたり下げたりする事で、上だけ広くなってしまったのを調整したり、ドアの傾きを直したりする調整のことです。
最強の内窓である内窓プラストでも、その他簡易的な内窓でも、この調整というのはしなければならないのですが、基本的に調整をすればする程、締め切りが緩くなっていってメーカーが理想とする一番理想的な状態からズレていきます。
音はこのわずかな隙間が命取りなので、この建て付け調整というのを最小限に抑える技術がある事、そして内窓を取り付ける窓枠という部分はどんな家でも注文住宅でも歪みや誤差は存在するので、そこの部分に対する腕前と知識の差が皆様が求める最強の防音に影響するのは間違いありません。
結果的に最強内窓を選んだうえで、最強の施工が無くてはなりません。
防音内窓の業者選び
防音する為の内窓は皆様もご検討のように窓の販売店、窓の工事店、ガラスの工事店が取り扱っております。防音内窓は隙間をいかに小さくできるのかというところがポイントですので、腕の良い大工さん、そうではない大工さんのように腕前の差が大きく出ます。
どのように腕前の差が出るかと言うとわかりにくいかもしれませんが、その理由はとても簡単で、見えない部分に差が出るのです。なぜなら今皆様がお使いの窓の防音の問題も見えていない部分が原因だからです。
内窓をただ取り付けたいのか、また、最高に隙間がない状態にしたいのか、そこの部分が最強の防音内窓にたどり着く唯一の方法です。
最強の防音内窓まとめ
最強の防音内窓はスバリ内窓プラストです。これは私たちが30年取り扱ってきた間違いのない結果であり、公平な意味でこっちの方がわずかに良いという程度の基準ではありません。
ただ最高の防音を目指すには、内窓プラストさえ付ければ良いという簡単なものではないという事も判っていて、さらに深くより最高な窓を作り上げる事を目指し続けています。様々なご相談に対して私たちの感性を高め、組み合わせるガラスを研究し、さらに最強になるような窓をお届けしています。