窓から音が漏れないようにするには?
窓が音が漏れないようにするには、今の窓のままではなかなか難しいです。なぜなら開閉できる窓にはいろんな所に、いろいろな隙間があり、ゴムパッキンが当たっているかのように見えて、そこが押さえつけられていないので、緩くて、そこも実は隙間になってしまっているからです。
もし仮に、これが室内のドアであれば今見えている隙間にフェルトやスポンジなどを詰めていけばかなり音が漏れなくなりますが、その代わりにドアを開けられなくなってしまいます。
窓の中でも代表的な引き違い窓は、ドアと違い隙間が見えないのでスポンジ等を貼ってもさほど効果が出ず、結果的に音が漏れる部分が見えないために対策する事ができません。
窓から音が漏れるしくみ
窓は壁と全く比較できない程、音が漏れやすいです。その理由はわかりやすく言うと、隙間を作らない為の厚さが全然違うのです。
窓は閉まっていても隙間無く当たっているゴムは接触面積が良くても数mm程度ですので、力を加えれば離れて閉まっているけれども、開いている時とあまり変わらないのです。
実はこの事は誰もがイメージではわかっていて、もし、窓の外が海の中だったら海水が入ってくると容易に想像できると思います。
そこが海水と同じように、空気と音が伝わっているのです。
窓を壁の強度に近づける
音を防ぐには強度を上げると良いと言われています。この強度とは何かというと、基本的には重さです。声や音という正体は、振動するバイブレーションですので、窓の強度を上げれば、そのバイブレーションにビクともしなくなります。
ただこれを発揮させるには、窓本体もこのバイブレーションを通さないような動かず揺れない窓の状態である必要があります。
例えどんなガラスが嵌っていたとしても、実はこっちの方が基本的で、今の窓を改造する事は難しい為、気密性能の高い内窓を付けて、窓のトータル的な強度を上げるのです。
窓の無い部屋をイメージする
窓に近づいて外を見ると、景色にぴったりの音が伝わる感覚が普通の窓です。
音の無いテレビやライブカメラのような画像を見ると、音がしない不思議な感覚があります。
今の窓を壁の強度に近づけた窓に変えられたら、外は見えるけれども、まるで遠隔の景色を見ているような、それはまるで窓のないお部屋のような静けさを手に入れる事ができるでしょう。
高気密の内窓はそれが可能です
耳は弱い重低音を聞く事が苦手です。しかし、弱い高音はとても敏感です。
内窓製品はたくさんありますが、最高の施工をした時のプラストは最強で、丸正屋が最高の施工をした時には結構な力を入れなければ、丸正屋の内窓プラストは固まったかのような状態になります。
もちろん、戸車の調整は最小限で、反った窓枠は補正して初めて得られるパーフェクトな内窓プラストのみ、この窓の無いお部屋にする事ができるのです。
高気密の内窓設置は業者の腕前に大きく左右されます
どんなに優れた内窓プラストを使っても、床の下が競り上がり、縦枠も右に傾斜していたら、もうこの時点で最高の気密性能を作る事ができません。
プラストが優れているのは調整力ではありません。プラストが優れているのは構造ですので、その構造を生かす腕前が必要です。
ですから、戸車を上げたインプラスと比較する事は見た目でわかる程の差があるのです。
高機密を実現する内窓
内窓プラストの代表的な品種である、引き違い窓は内窓の中では唯一、防音タイプと定義できます。内窓プラストは閉めている時、隙間を無くすパッキンと逆側へ手をかけても動く事がありません。
その他全ての内窓は、気圧の関係で縦枠の室内側にパッキンが付いていて、閉まった状態に安定がありません。
また、真ん中の部分もゴムパッキンがタッチしているか程度のもので、内窓プラストのようなフレームがロックするような構造も無いのです。
様々な点で防音ではプラストの上に出る内窓は無く、この窓を付ければ最も密閉された窓が完成します。
窓から音が漏れない方法まとめ
今使っている音が漏れてしまう窓は、蓋がきっちり閉まっていない容器のようなものです。窓から音が漏れないようにするには、その蓋をカチッとはめた状態にする事が必要です。
今の窓へ何かを貼り付けても、またそれが隙間となったりする為に、窓の場合には内窓プラストを代表とする内窓を取り付けて、窓の隙間自体をカチッと隙間のない状態にすれば、音は漏れなくなります。
私たち丸正屋は防音に対する豊富な知識とノウハウがあり、一軒一軒すべての窓へ全力を尽くしていますので、最高の静けさを求めたい場合には是非ご相談ください。