2017.05.13
真空ガラス「スペーシア」の入れ替え工事にご訪問させて頂きました。
築30年ほどの一戸建てにお住まいのお客様。
出窓の寒さと結露に長年お困りだったそうです。
ご自身で、断熱フィルムを貼ったりしたそうですが、
お悩みを解決されるほど、効果は無かったそうです。
インターネットで各メーカーの断熱商品を調べられて、
日本板硝子薄型断熱ガラス「クリアFit」を見つけられて、
入れ替えを検討したそうです。
弊社に「クリアFit」の入れ替え工事のご相談のご連絡を頂き、
私がご対応させて頂きました。
現地調査させて頂いたした10月下旬でも、
ガラス面、サッシ面に多量の結露がありました。
出窓は外壁より飛び出ている窓のため、窓全体が冷えやすく
、結露がしやすい窓と言えます。
出窓の寒さと結露対策には、既存ガラスから断熱ガラスへの入れ替え、
もしくは、内窓の設置が有効です。
内窓では窓台を塞いでしまうので、今と同じく使えるよう
、断熱ガラスでの入れ替えになりました。
お問い合わせの時は「クリアFit」でのご検討だったのですが、
現状を確認させて頂いた結露の状態から、
「クリアFit」では性能が足りないと思い、
同じ日本板硝子の真空ガラス「スペーシア」を勧めさせて頂きました。
「クリアFit」と「スペーシア」は1枚ガラス用サッシに
入れ替えの出来る断熱ガラスで、
共に2枚のガラスの間が真空層になっております。
真空層が熱の伝わり方の「対流」と「伝導」を防ぎます。
この2つのガラスは同じ真空層があるガラスですが、大きな違いがあります。
それは特殊は金属膜である『Low-E膜』の有無です。
真空ガラス「スペーシア」には『Low-E膜』があり、
「クリアFit」には『Low-E膜』がありません。
この『Low-E膜』がもう1つの熱の伝わり方である、「放射」を抑えます。
この3つの熱の伝わり方を防ぐガラスが真空ガラス「スペーシア」です。
真空層を設けることで「クリアFit」は1枚ガラスの
2倍以上の断熱性能がありますが、
そこに『Low-E膜』の付いた真空ガラス「スペーシア」は
1枚ガラスの約4倍の断熱性能があります。
現状の結露状態がガラス面に少し出ている程度であれば、
「クリアFit」でも良かったかもしてませんが、
前面に結露が出ているということで、
真空ガラス「スペーシア」のご案内をさせて頂きました。
工事をさせて頂いてから、後日ご連絡を頂きました。
『ガラス面には結露が出ないです。サッシの下に少し出ていますが、
日中に乾いてしまいます。スペーシアにして良かったです。』
と、ご感想を頂きました。
結露が無くなり、「スペーシア」にご満足頂けたようで、嬉しく思います。
ガラス、窓のお悩みのご相談、ご質問は≪窓専科≫丸正屋へご連絡ください。
2017.03.07
真空ガラス『スペーシア』の入れ替え工事にご訪問させて頂きました。
真空ガラス『スペーシア』は断熱ガラスの中で最も性能の高いガラスです。
断熱性能は1枚ガラスの約4倍、一般複層ガラス(ペアガラス)の
約2倍の性能があります。
寒さ、結露対策ですと「ペアガラス」と思い浮かびますが、
ペアガラスはガラスとガラスの間の中間層が空気になっているのに対し、
『スペーシア』は中間層が0.2mmの真空層になっています。
ペアガラスは中間層を広く取ることで断熱性能が上がります。
そのため、1枚のガラスに厚さが必要になってしまい、
1枚ガラス用のサッシには入れ替えることが出来ません。
それに対し、スペーシアは1枚のガラスの厚さが6.2mm~と薄いので、
1枚ガラス用のサッシにも入れ替えることが出来る断熱ガラスです。
スペーシアは一戸建て、マンション共に入れ替えの出来るガラスです。
冬の寒さ対策、結露対策におススメです。
入れ替えるとカビの発生を抑止することも出来ますので、
ガラス廻りの黒ずみ、カビによる風邪予防も出来ます。
今なら≪住宅ストック循環支援事業補助金≫の対象製品となっています。
国土交通省が行っている補助金制度です。
ある一定の条件を満たせば申請が可能です。
この機会に窓の断熱リフォームはいかがでしょうか。
ご相談、お問い合わせは丸正屋にお任せください。