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2011.04.18

網の無い「防火ガラス」 耐熱強化ガラスパイロクリア

ガラスの入替え工事にご訪問させて頂きました。
交換したガラスは“耐熱強化ガラス・パイロクリア”と言うガラスです。



他社同等品として以下品種もお取り扱いがございます。
いずれも防火基準をクリアする、防火ガラスです。
・旭硝子 耐熱強化「マイボーカ」
・セントラルガラス 耐熱強化ガラス「ファイアレックス」
その他
似た性能の様で、性質や機能、目的の異なる耐熱ガラスも取り扱っています。
日本電気硝子 耐熱硝子「ファイアライト」
この硝子は、特定防火設備用ガラスとよばれ非常に高温に強いのが特徴です。
変わった施工としては焼き鳥屋さんなどの焼き場の様に、非常に高温になる場所などへ施工する事ができる唯一の硝子です。このような場所へ耐熱強化硝子を用いると、割れてしまいますので非常に危険です。
このガラスは網に無い「防火ガラス」として使用できます。
通常、消防法の規定により防火が必要とされる窓には「防火ガラス」が使用されます。
「防火ガラス」は2種類あり、1つが良く見かける金属の網が入ったガラスです。
火災時にガラスが割れてしまっても、中に入った金属の網がガラスの脱落を防ぎます。
「防火ガラス」として、広く使用されているのですが、
網入りのガラスには弱点があります。
切断面から出ている金属の網がサビてしまってヒビが入る「サビ割れ」、
ガラスの表面の一部分に太陽光などが当たり温度が上昇すると
当たってない部分との温度差が生じてヒビが入ってしまう「熱割れ」という、
何かモノが当たったりしていないのに、自然に割れてしまう現象が起こってしまいます。

熱割れの現象


この自然割れを回避できる、「防火ガラス」が網の入っていない
“耐熱強化ガラス・パイロクリア”です。
パイロクリアは自然割れが無いだけでなく、
網が入ってないので視界を遮ることがありません。
また、同じ厚みのフロートガラスに比べ強度は6倍以上、
一般強化ガラスの2倍以上の強度があり、
万が一破損した場合でも、細かい破片となるので安全なガラスです。
窓から見えるキレイな景色も網入りのガラスでは台無しです。
網の入っていないパイロクリアで、すっきりした窓にしてみませんか。

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