2009.02.10
小学校の体育館の窓ガラス修理にご訪問いたしました。
体育館の2Fの引き違い窓です。
窓は掃き出し窓の大きさですが、立ち上がりが膝の上あたりからあります。
普通掃き出し窓の大きさですと、ベランダや足場など、
外に人が立てるスペースがないと工事は難しいです。
ここの体育館は外から工事が出来ません。
外に立って窓を外すことが出来ないので、内側から窓を外します。
網入りのガラスで重量がありますので、2人での工事となりました。
工事には社長と同行しました。
引き違い窓を外す場合、外側の窓を外してからでないと、内側の窓は外れません。
ここは内側の窓のガラスが割れています。
ですから、外側の窓を外してから割れている内側の窓を外しました。
外したらいつものようにガラスの入れ替えをしました。
外に立てるスペースが無い窓の工事は特に気をつけなければなりません。
2009.01.27
今日からブログを始めたいと思います。
はじめまして!!
新人ガラス職人のサトシです。
29歳のてんびん座。
趣味は音楽鑑賞。洋楽を良く聴いてます。
学生のときはバスケットボールをしてました。
なので、愛読書は『スラムダンク』です。
1年に1回は一気に全巻読んでます。
感動します。
パンが昔から大好きで、好きなパン屋ではいつも大量に買ってしまいます。
以前はパン屋で仕事もしてました。
新人ですがガラス窓専科”丸正屋”に入社してからもうすぐ3年になります。
もうすぐ3年ですがまだまだ半人前なので、
なんでも出来る1人前に早くなれるよう、毎日の仕事が勉強です。
今は団地を回って仕事をしています。
軽自動車にガラスと材料、道具を積んでいます。
主に空き家の窓やガラスのリフォームです。
窓ガラスのビート(窓ガラスの回りのゴムパッキン)を新しいビートに換えます。
ガラスはそのまま使いますがビートを新しくするだけで、
窓がキレイに見えます。
ガラス屋なので当然ガラスの修理もします。
団地は古い建物なので、ガラスも古いです。
今は一種類ですが、昔の型ガラス(片側の表面がデコボコしているガラス)は
色々な模様のガラスがありました。
団地の工事に行くと、昔の型ガラスが使われていて、
“こんな模様もあったんだ!?”と、面白い発見があります。
団地の工事だけでなく、民間のガラスの修理も行ってます。
団地の工事と違い、ガラスの種類やサイズ、サッシの種類、窓のある場所など、
様々なので、緊張しますが、とても勉強になってます。
そして神奈川、東京の行った事の無いところへも行くと、
ドライブで少し気分転換も出来ます。
これから日々の仕事を少しづつブログで紹介していきます。
よろしくお願い致します。
2008.12.18
このような表面の強化ガラスもあります。
先週の強化ガラスは透明でした。
今日の強化ガラスは裏は透明と同じくツルツルとしています。
しかし、表は写真のように凹凸があります。
そのため、目隠し効果のある強化ガラスです。
透明と違って目隠しの効果があるので、浴室や洗面所に使用されます。
2008.12.11
強化ガラスの入替えにご訪問いたしました。
強化ガラスは同じ厚みのフロートガラスと比べると3倍~5倍の強度を持ってます。
そのため、とても割れにくいガラスです。
もし割れても破片が細かく粒状になるため、大きなケガをすることもありません。
割れた破片は氷砂糖くらいの大きさで、角も一般のガラスが割れた時のような、
鋭利な部分はありません。
強化ガラスは割れにくく、割れても大きなケガを未然に防げるという特徴があります。
手で叩いたり、ボールをぶつけたくらいではなかなか割れません。
そのため、学校やオフィス、デパートなどの人が多く集まる場所に使われています。
強化ガラスは割れた場合に一般のガラスと違い、ガラス全面が粒状になり、
ボロボロと簡単に落ちてしまします。
強度はあるのですが、割れてしまうと防犯の性能は全くありません。
ガラスの強度=防犯ではないのです。
防犯には《合わせガラス》がお勧めです。
2008.12.05
窓ガラスのガラスを押さえているゴムのことを“ビート”
“グレージングチャンネル(グレチャン)”と言いいます。
この“ビート”はゴム製なので、年月と共に劣化してしまいます。
新しいうちは柔らかいのですが、劣化がひどくなるとプラスチックのように
硬くなってしまったり、弾力性がなくなり縮んでしまって、
つなぎ目の部分に隙間が出来てしまいます。
サッシの中にビートが陥没してしまうと、台風や雨風が強いとき、
窓に雨が直接当たっていると、雨水が隙間から入り込んでしまいます。
そうするとサッシの中で溜まってしまい、
溢れてお部屋に入ってきてしまうこともあります。
ビートは雨水や結露によりカビが生えて汚れてしまいます。
ビートはガラスの厚み、サッシの開口幅によって違いますので、
とてもたくさんの種類があります。
しかし、取替えは可能です。
ガラスはそのままですが、ビートを取替えると窓はこんなにキレイに見えます。
2008.11.20
窓ガラスの修理に行くと、たまに窓を持ち上げると簡単に外れてしますことがあります。
これはとても危険なことだと思います。
何かの拍子に窓が外れてしまう可能性があります。
窓が不用意に外れたりしないように、はずれ止めが付いています。
サッシにも色々な種類がありますが、普通に2枚の窓が左右に交わる窓(引き違い窓)
の場合、窓を上に持ち上げて外します。
ですから、窓が持ち上がらないようにするためのストッパーが、はずれ止めです。
サッシメーカー、種類によってもはずれ止めの付いている場所、
形状は異なりますが、引き違い窓では窓枠の上に
何箇所か付いていることが多いです。
この部品で窓と窓枠上の隙間を埋めて窓が持ち上がらないようになってます。
ガラスを入れ替えた窓や新築のマンション、戸建てなどでも
外れ止めをやってないことがあります。
万が一窓が外れて落下し、大きな事故にならないように、
外れ止めをしっかりとやっておきたいですね。